整骨院向けCRM・リピート対策ツール比較【2026年版】|料金・機能・レセコン共存可否で選ぶ
業務効率化

整骨院向けCRM・リピート対策ツール比較【2026年版】|料金・機能・レセコン共存可否で選ぶ

著者・監修: 依田尚人(YDAIコンサルティング株式会社 代表)
2026年6月17日18分で読める

整骨院向けCRM・リピート対策ツール比較【2026年版】|料金・機能・レセコン共存可否で選ぶ

「整骨院向けのCRM・リピート対策ツールを比較したいのに、公式サイトは『要問い合わせ』ばかりで料金が分からない」「LINE予約特化から経営分析特化まで種類が多すぎて、自院に合う基準が見えない」——ツール選びはここで足が止まりがちです。

本記事では、主要7ツールを2026年6月時点の各社公式サイト調べの料金・機能で比較します。総合ランキングではなく、「どんな院にどのツールが合うか」を用途別に整理しました。

なお、比較対象に含む治療院HUBは、当サイト運営元(YDAIコンサルティング株式会社)の提供サービスです。その前提を明示した上で、各社公式サイトの公開情報のみを出典にフェアに比較します。

結論: 用途別おすすめ早見表

整骨院向けCRM・リピート対策ツールに「全院共通のベスト」はありません。結論から言うと、自院の用途に合う1本を選ぶのが正解です。主要7ツールの向き不向きは次の早見表の通りです。

用途・状況合うツール
LINE予約だけを低コストで始めたいリピッテ/らいらいリザーブ
予約+顧客管理をシンプルに揃えたいからだケア/adist
自費メニューのLTV・経営分析を本格運用したいCOCKPIT
カルテから保険請求まで一体型に任せたいリピクル
レセコンはそのまま、予約・CRM・LINE・分析を月5,000円に収めたい1店舗個人院治療院HUB

迷ったら「いま自院がいちばん時間とお金を失っている業務」から逆算してください。無断キャンセルが多いなら予約特化型、休眠患者の放置ならCRMと配信機能、経営数字が見えないことが課題なら分析機能が決め手になります。

予約・電子カルテ・レセコン・CRMという治療院システム全体の役割整理から始めたい方は、先に治療院のシステム選び方 完全ガイド|予約・電子カルテ・CRMの違いと選定フロー【2026年版】をご覧ください。

整骨院向けCRM・リピート対策ツールの用途別早見表
整骨院向けCRM・リピート対策ツールの用途別早見表

整骨院向けCRM・リピート対策ツールとは — 定義と料金相場

CRM・リピート対策ツールの役割 — レセコンとの違い

整骨院向けCRM・リピート対策ツールとは、患者の来院履歴・回数券・施術メニューを一元管理し、リマインド配信・LINEでの再来案内・休眠患者の掘り起こしにつなげるシステムです。担う領域は「再来と売上」であり、療養費の計算・レセプト作成を担うレセコンとは役割が異なります。

重要なのは、今回比較する7ツールのうち6つはレセコン機能を持たないことです(リピクルのみ保険請求対応版あり)。つまり大半のツールは、既存レセコンをそのまま使い続け、再来対策だけを追加する「共存」スタイルが前提の設計になっています。レセコンの乗り換えを迫られる心配は基本的にありません。

レセコンを変えずに追加する際の運用設計(役割分担・二重入力の回避)はレセコンはそのままで顧客管理・リピート対策を追加する方法|整骨院向け併用ガイド【2026年版】で詳しく解説しています。

実勢の月額相場 — 3つの価格帯

公式料金を公開している製品を整理すると、相場は3つの価格帯に分かれます。

価格帯月額目安特徴該当例
低価格帯2,000〜3,500円LINE予約・予約受付に機能を絞るリピッテ(個人)/らいらいリザーブ/からだケア/adist
中間帯5,000円前後予約・CRM・LINE・分析の統合型治療院HUB
上位帯6,800円〜経営分析・グループ院管理が充実COCKPIT/リピッテ(店舗)

注意したいのは、低価格帯は「安いぶん役割が狭い」点です。配信や分析がオプション・上位プラン扱いの製品が多く、必要な機能を足していくと中間帯と変わらない総額になるケースがあります(後述の試算を参照)。

整骨院向けツールの月額価格帯マップ
整骨院向けツールの月額価格帯マップ

主要7ツール比較表【2026年6月時点】

各社公式サイトで確認できた情報のみを掲載します(2026年6月時点・各社公式サイト調べ)。

ツール月額料金(公式)初期費用LINE連携リピート/分析レセコン機能無料期間
らいらいリザーブ0円〜/有料2,420円〜(税込)0円○(スタンダード以上)○(上位プラン)なし(同社プラスレセと連動)フリープランあり
リピッテ個人1,980円/店舗7,980円(税別)9,800円(税別)△(配信は有料オプション)なし最大1ヶ月
からだケア2,500〜3,500円(税込)0円記載なし○(月次レポート)なし最大2ヶ月
adist3,300円(税込)0円△(リマインドメール)なし90日間
COCKPIT6,800円〜(税抜)0円記載なし◎(LTV・AI分析)なし(公式FAQで非対応を明言)2ヶ月
リピクル要問い合わせ※記載なしあり(保険請求対応版)記載なし(無料デモあり)
治療院HUB5,000円(税抜)0円○(自動配信無制限)○(離脱・リピート分析)なし(既存レセコンと併用)14日間

※リピクルは運営会社の公表例として「IT導入補助金活用時 月7,600円(税込)〜」の記載があります(2024年時点)。 ※税込/税抜は各社の公式表記に従っています。料金・機能は改定される場合があるため、最新・正確な情報は必ず各社公式サイトをご確認ください。 ※治療院HUBは当サイト運営元の提供サービスです。

7ツールすべてが予約機能と顧客管理機能を備えており、差が出るのはLINE連携・分析機能・レセコンとの関係です。また、初期費用0円・無料期間ありが標準になりつつあり、「まず試して合うかを確かめる」比較がしやすい市場と言えます。

主要7ツールの機能比較イメージ
主要7ツールの機能比較イメージ

用途別の選び方

LINE予約だけを低価格で始めたい院

電話予約の中断と無断キャンセル対策が最優先なら、LINE予約特化型が候補です。

リピッテは個人利用プランが月1,980円(税別)で、患者がLINE上で予約を完結できます。ただし初期費用9,800円(税別)がかかり、セグメント配信は月2,000〜4,000円(税別)の有料オプションです。らいらいリザーブは接骨院向け設計で、1日予約3件までのフリープラン0円から始められ、有料プランも2,420円(税込)からと低価格。同社レセコン「プラスレセ」とのデータ連動も公式に対応しています。

「LINE予約の自動化」だけが目的なら、この価格帯で十分に役割を果たします。掘り起こし配信や分析まで視野に入れる場合は、オプションや上位プランを含めた総額で比較してください。

予約機能単体の比較は整骨院の予約システム比較|導入メリット・費用・失敗しない選び方【2026年版】で詳しく解説しています。

自費メニューのLTV・経営分析を本格運用したい院

自費比率が高く、患者単価・LTV・稼働率といった経営数字で意思決定したい院には、分析特化のCOCKPITが候補になります。リピート率・LTV・継続率の自動集計に加えてAIによる経営アドバイス機能を備え、個人院向けライトプランは月6,800円(税抜)・初期費用0円・2ヶ月の無料モニター付きです。年間契約の縛りがない点も公式FAQに明記されています。

一方で、公式FAQには「保険請求・レセコンには対応しておりません」とも明記されており、保険施術分は既存レセコンの継続が前提です。またリマインドはメール配信で、LINE連携の公式記載はありません。LINE中心の再来導線を作りたい場合は、この点を確認してから選んでください。

レセコンはそのまま、予約・CRM・LINE・分析を月5,000円で統合したい1店舗個人院

「安いツールを必要なだけ足す」買い方には落とし穴があります。公式料金で試算すると、リピッテ個人プラン1,980円(税別)にセグメント配信オプション2,000〜4,000円(税別)を足した時点で月3,980〜5,980円(税別)。さらに経営分析や回数券管理を別の手段で補えば、統合型と変わらないか上回る総額になり、患者データはツールごとに分散していきます。

治療院HUBは、患者管理・予約管理(LINE連携)・LINE自動配信(無制限)・離脱/リピート分析を月額5,000円(税抜)/1店舗に統合した一元管理型です。初期費用0円・契約縛りなし・クレジットカード登録不要の14日間無料トライアルで全機能を試せます。レセプト・保険請求機能は持たないため、保険施術分は既存レセコンを使い続ける役割分担が前提です。

顧客管理を軸にした一元化の進め方は整骨院の顧客管理システム導入ガイド|カルテ・予約・リピート管理を一元化する方法【2026年版】を参照してください。

単機能ツールの足し算と統合型の月額試算比較
単機能ツールの足し算と統合型の月額試算比較

比較時の注意点

  1. 要問い合わせ製品は総額で確認する: 月額だけでなく、初期費用・オプション・最低契約期間を見積もり時に必ず確認してください
  2. 無料期間で「現場が回るか」を検証する: 受付動線・入力の手間・スタッフの習熟まで含めて、実際の営業日で試すのが確実です
  3. 料金・機能の改定に注意する: 本記事の情報は2026年6月時点の各社公式サイト調べです。契約前に必ず最新の公式情報を確認してください

よくある質問

Q1. 整骨院向けCRM・リピート対策ツールとレセコンの違いは何ですか?

CRM・リピート対策ツールは来院履歴・回数券・配信を管理して再来と売上を作るシステム、レセコンは療養費の計算とレセプト作成を担うシステムです。役割が異なるため置き換え関係にはなく、既存レセコンを残したままCRMを追加する併用が一般的です。

Q2. 整骨院向けCRM・リピート対策ツールの月額相場はいくらですか?

公式料金を公開している製品では、LINE予約特化の低価格帯が月2,000〜3,500円、予約・顧客管理・LINE・分析の統合型が月5,000円前後、経営分析が充実した上位帯が月6,800円以上です(2026年6月時点・各社公式サイト調べ)。

Q3. レセコンを使いながらCRMだけ追加できますか?

できます。今回比較した7ツールのうち6つはレセコン機能を持たず、既存レセコンとの併用が前提の設計です。保険請求はレセコン、予約・再来対策はCRMと役割を分担すれば、レセコンの乗り換えコストをかけずに再来の仕組みを作れます。

まとめ

整骨院向けCRM・リピート対策ツール選びは、総合1位を探すのではなく用途で絞るのが失敗しない手順です。LINE予約だけなら低価格帯、経営分析重視なら上位帯、レセコンを残して予約・CRM・LINE・分析まで一式なら統合型——と、自院の課題に対応する1本を選んでください。低価格帯はオプションの足し算で総額が逆転しうること、ほとんどのツールがレセコン共存前提であることを押さえれば、比較の軸はぶれません。最後は無料期間で実際の現場運用を検証してから本契約に進みましょう。

用途別に選ぶ整骨院向けツールの選定フロー
用途別に選ぶ整骨院向けツールの選定フロー

※掲載内容(各社の料金・機能)に誤りがある場合は、治療院HUB公式サイトのお問い合わせ窓口よりご連絡ください。確認のうえ速やかに修正します。


レセコンはそのままで、再来の仕組みを月5,000円に

治療院HUBは整骨院・鍼灸院特化の業務管理SaaS。予約・顧客管理・LINE自動配信・リピート分析を1つに集約し、ツールの足し算で患者情報が分散する問題を根本から解消します。

月額5,000円(税抜)ぽっきり。14日間の無料トライアルで全機能をお試しいただけます。

治療院HUBを試してみる →

導入相談・運用設計サポートも無料です


関連記事

関連記事