
治療院・整骨院のシステム費用 相場まとめ|カテゴリ別の月額と1人院の年間総額試算【2026年版】
治療院・整骨院のシステム費用 相場まとめ|カテゴリ別の月額と1人院の年間総額試算【2026年版】
「予約システム、電子カルテ、CRM——それぞれいくらかかるのか、全部入れたら月いくらになるのか」。治療院・整骨院のシステム費用を調べると、比較記事はカテゴリごとに分かれていて、公式サイトは「要問い合わせ」ばかり。全体の相場感をつかめないまま見積もりを取ることになりがちです。
本記事では、治療院・整骨院で使うシステムの月額相場をカテゴリ別の早見表で整理し、1人院(スタッフ1〜3名)が一式揃えた場合の年間総額を2つの構成パターンで試算します。相場はいずれも2026年6月時点・複数比較サイトなど公開情報調べのレンジです。読み終われば、自院の予算計画に必要な数字がひととおり手に入ります。
結論: カテゴリ別の月額相場 早見表
治療院・整骨院のシステム費用の相場は、カテゴリ別に次のとおりです。
| カテゴリ | 月額相場 | 初期費用の傾向 |
|---|---|---|
| 予約システム | 無料〜3万円(専用ツールは3,000〜8,000円) | 0円〜数万円 |
| 電子カルテ | 5,000〜15,000円 | 0円〜数万円 |
| レセコン(保険請求) | 5,000〜15,000円 | クラウド型は0円〜・導入型は数十万円のケースも |
| CRM・リピート対策ツール | 2,000円〜1万円台(統合型は5,000円前後) | 0円が主流 |
| POSレジ・会計 | 無料〜数千円 | 0円〜(機器代は別途) |
※2026年6月時点・複数比較サイトなど公開情報調べ。オプション・サポート費が別建ての製品もあります。
すべてを単機能ツールで揃えると合算で月2〜3万円を超えるケースが珍しくない一方、機能の重複を避けて構成を設計すれば、月1万円前後に収めることも可能です。以下、カテゴリごとの内訳と「分かれ目」を見ていきます。

カテゴリ別の費用詳細
予約システム — 無料〜3万円の幅と分かれ目
予約システムの料金幅は無料プランから月3万円程度までと、カテゴリの中で最も広めです。分かれ目は機能の範囲で、予約受付だけの無料プランは件数上限や広告表示などの制限付き、予約専用の有料ツールは月3,000〜8,000円、リマインド自動配信・顧客管理・LINE連携まで含む統合型は月5,000円前後から、多店舗・高機能型が1万円超〜3万円という構図です。
見積もり時の注意点は、月額表示に含まれない費用です。LINE連携・SMS送信料・リマインド配信がオプション扱いの製品では、実際の支払いが表示価格より月数千円高くなることがあります。治療院は無断キャンセル1件の損失が大きい業態のため、「予約を受け付ける機能」だけでなく「リマインドで取りこぼしを防ぐ機能」まで含めた総額で比べるのが実務的です。

電子カルテ・レセコン — 治療院向けクラウド型の実勢
電子カルテは月5,000〜15,000円が実勢です。タブレットで施術記録を書ける単機能型から、予約・会計まで含む多機能型まであり、機能が広いほど上限に寄ります。自費施術のみの院であれば、施術記録はCRMの顧客管理メモで代替できる場合もあり、「カルテ専用ツールが本当に必要か」から検討する余地があります。
レセコン(保険請求)も月5,000〜15,000円程度が目安ですが、注意すべきは初期費用です。導入型・統合型の製品では初期設定・研修・専用機器・データ移行で数十万円規模になるケースがあり、月額よりも初期費用が総額を左右します。買い切り・リース契約の形を取る製品では月額の保守費が別途かかる構成も見られます。近年は初期費用を抑えたクラウド型も登場しており、保険請求が現状問題なく回っているなら、レセコンを無理に替えないという判断も有力です。詳しくはレセコンはそのままで顧客管理・リピート対策を追加する方法で解説しています。
CRM・リピート対策ツール — 月数千円〜1万円台
患者の来院履歴管理・LINE自動配信・リピート分析を担うCRMは、月2,000〜3,500円のLINE予約特化型、月5,000円前後の統合型(予約・顧客管理・配信・分析)、月6,800円以上の経営分析特化型という3つの価格帯に分かれます。初期費用0円・無料トライアルありが標準になりつつあり、試してから決めやすいカテゴリです。
価格帯選びの基準はシンプルで、LINE予約の受け皿だけ欲しいなら低価格帯、無断キャンセル対策・休眠掘り起こし・リピート分析まで自動化したいなら統合型、患者単価やLTVなど経営数字の分析を重視するなら上位帯です。治療院HUBはこの統合型にあたり、予約・顧客管理・LINE自動配信・リピート分析を月額5,000円(税抜)・初期費用0円で提供しています。製品ごとの機能差や選び方は整骨院向けCRM・リピート対策ツール比較で詳しく整理しています。
POSレジ・会計 — 後回しでよい理由
POSレジ・会計ツールは無料プランのあるサービスが複数あり、月額も数千円までが目安です(レシートプリンタ等の機器代は別途)。優先度を下げてよい理由は、会計処理の効率化は売上を直接増やさないからです。予約の取りこぼし防止やリピート促進と違い、投資が売上に返ってくる構造がないため、「予約・再来の仕組みを整えた後、手が回らなくなったら導入」の順番で問題ありません。
1人院の構成パターン別 年間総額試算
パターンA オールインワン乗り換え型
予約・カルテ・レセコン・会計を1社の統合システムに乗り換える構成です。月額は製品により月1〜3万円程度、導入型では初期費用が数十万円規模になるケースがあります。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円〜数十万円 |
| 月額 | 1〜3万円程度 |
| 年間総額(初年度) | 12〜36万円+初期費用 |
データが1か所にまとまる、操作を1つ覚えればよいという利点の半面、初期費用の重さと「不要な機能にも払い続ける」リスクがあります。向いているのは、開業時にゼロからシステムを揃える院、既存レセコンのサポート終了などで入れ替えがどのみち必要な院です。逆に、保険請求が現状回っている院にとって、数十万円の初期費用を払ってまで乗り換える必然性は高くありません。
パターンB レセコン併用・追加型
現行レセコンはそのまま使い続け、足りない予約・顧客管理・リピート対策だけを統合型CRMで追加する構成です。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 追加月額 | 5,000円前後(税抜)+現行レセコン費 |
| 追加分の年間総額 | 6万円程度(税抜) |
初期費用なし・追加は月5,000円前後で、予約の取りこぼし防止と再来の仕組みが手に入ります。1人院がいま課題にしていることの多く(電話対応・無断キャンセル・リピート率)はこの構成で解決でき、初期投資を抑えて始められるのが最大の利点です。
2つのパターンを並べると、初年度総額の差は数十万円規模になりえます。パターンAの初期費用+月1〜3万円に対し、パターンBの追加負担は年6万円程度(税抜)。同じ「システム導入」でも、何を入れ替えて何を残すかで投資額は大きく変わります。どちらのパターンが合うかの判断フローは治療院のシステム選び方 完全ガイドを参照してください。

費用を抑える3つのポイント
1つ目は機能の重複を避けることです。予約機能はレセコンにも電子カルテにもCRMにも付いていることがあり、重複したまま契約すると同じ機能に二重に払うことになります。たとえば「電子カルテの予約オプション+予約専用ツール」を両方契約しているような構成は、月数千円の無駄が固定費として残り続けます。「どのツールがどの役割を担うか」を先に決めてから製品を選んでください。
2つ目は初期費用0円・無料トライアルの製品から試すことです。治療院向けツールは初期費用0円・無料期間ありが増えており、操作感や患者の反応を確かめてから本契約に進めば、乗り換えコストの発生自体を防げます。
3つ目は補助金の活用です。システム導入費はIT導入補助金の後継制度(デジタル化・AI導入補助金2026)などの対象になる場合があり、小規模事業者は補助率の優遇もあります。対象になるかは各ツールの支援事業者登録状況によるため、制度の全体像は整骨院で使える補助金・助成金ガイドで確認してください。

よくある質問
Q1. 整骨院・治療院のシステム費用は月いくらが相場ですか?
カテゴリ別の月額相場は、予約システムが無料〜3万円、電子カルテとレセコンが各5,000〜15,000円、CRM・リピート対策ツールが2,000円〜1万円台です(2026年6月時点・公開情報調べ)。単機能ツールを別々に揃えると合算で月2〜3万円を超えがちなため、機能の重複を避けた構成設計が費用を左右します。
Q2. 月5,000円くらいで使える整骨院向けのCRM・予約システムはありますか?
あります。月5,000円前後の価格帯には、予約・顧客管理・LINE自動配信・リピート分析を統合したタイプが位置します。たとえば治療院HUBは月額5,000円(税抜)・初期費用0円で、レセコンはそのままに予約と再来の仕組みを追加できる治療院特化型です。14日間の無料トライアルで全機能を試せます。
Q3. システム導入に補助金は使えますか?
使える場合があります。デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)はITツールの導入費を補助する制度で、小規模事業者には補助率の優遇枠もあります。ただし対象はIT導入支援事業者として登録されたツールに限られるため、検討中の製品が対象かを事前に確認してください。

まとめ
治療院・整骨院のシステム費用は、カテゴリ別の相場(予約: 無料〜3万円/電子カルテ・レセコン: 各5,000〜15,000円/CRM: 2,000円〜1万円台)を押さえれば全体像がつかめます。1人院の現実解は、保険請求が回っているならレセコンを温存し、課題になっている予約・再来の仕組みだけを月5,000円前後で追加するパターンBです。初期費用0円・無料トライアルから試し、効果を確かめてから固定費にする——この順番なら、システム投資で失敗する余地はほとんどありません。
予約と再来の仕組みを、月5,000円で追加
治療院HUBは整骨院・鍼灸院特化の業務管理SaaS。LINE連携のネット予約・リマインド・顧客管理・リピート分析を統合し、レセコンはそのままに「売上をつくる側」のシステムを担います。
月額5,000円(税抜)ぽっきり。14日間の無料トライアルで全機能をお試しいただけます。
導入相談・運用設計サポートも無料です


